箱根西麓三島野菜 畑まるごとスープ「三島にんじんのポタージュ」 - 野菜スープ通販の東平屋

食品ロス削減と生産者支援のために誕生した
『箱根西麓三島野菜 畑まるごとスープ』

食品ロスの社会的問題について

食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のこと。日本において発生する「食品ロス」は523万トン（2021年度）で、これは世界中で飢餓に苦しむ人々への世界の食糧支援量の1.2倍に相当します。
食品ロスは、一般家庭から出る食品ロスの他、小売店での売れ残り、飲食店での食べ残し、食品工場からの廃棄の他にも、農業における売り物にならない野菜や果物の廃棄など多岐に渡ります。
資源の有効活用や環境負荷を減らすためにも、官民が一丸となって食品ロスの問題点把握や改善に努めることが必要と言われています。
農業の生産現場においては、新鮮なのに規格外のため出荷できない野菜、生産量が増えてしまったために余ってしまった野菜を泣く泣く廃棄されている現状があります。
生産現場で発生する食品ロスを減らすことは、「もったいない」状況が解決できると共に、耕作につかう肥料、水資源や土地を有効に活用できるという環境にも良い効果が期待できます。

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  箱根西麓三島野菜の食品ロスの現状

  東平屋商品の原料となる野菜は「箱根西麓三島野菜」と言われており、「三島馬鈴薯」「三島人参」「三島甘藷」「三島大根」など数多くの野菜が、静岡県内の高原に位置する水はけの良いミネラル豊富な柔らかい土壌で生産されています。
  
  「三島人参」は、標高50m以上の斜面に位置し、厳しい寒さに耐えて糖度を蓄えるため、国内でもトップクラスの糖度を持つのが特徴です。また、火山灰の土壌からミネラルを吸収して根部を太らせ、果物のような風味や甘みがあるとされています。
  
  県内でも多く流通されている箱根西麓三島野菜ですが、新鮮で形もきれいなのに大きすぎたり、生産量が増えすぎて買い手がなかったりして流通からはじかれてしまうという現状があり、生産者はやむを得えず廃棄処分等の対応をするしかありませんでした。
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  食品ロス問題解決に向けた商品開発

  一般社団法人三島市観光協会は、規格外というだけで流通できず廃棄されてしまっている「はじかれ野菜」を主役にした地域振興プロジェクト「スープアップ！三島」を2022年11月より始動させました。東平屋を運営する東平商会はこの取り組みに賛同し、生産者や富士伊豆農業協同組合様にも協力を仰ぎ、「はじかれ野菜」を有効活用した商品開発に取り組みました。
  まず第一弾として活用された「三島大根」「三島馬鈴薯」に続いて、第二弾となる「三島人参」を活用したスープは、三島市観光協会からの依頼を受け、JAふじ伊豆様を通じて生産者の方々から野菜を調達し開発された「三島にんじんのポタージュ」です。
  ペーストされた三島人参にバターと生クリーム、チキンブイヨン等を加え、味わい深いポタージュスープに仕上げております。